- 微分音の運指は、通常の指に追加のキーを塞ぐことで音程を1/4音下げる方法で探す
- チューナーでFのシャープいっぱいとフラットいっぱいの間が4分の1音の目安となる
- 正しい音程はチューナーがせわしなく動く位置を狙うことで判別できる
- 微分音を使う曲では普段より1〜2割練習量を増やすことが上達の鍵
サクソフォンで現代音楽を演奏する際、微分音は避けて通れない重要な技術です。微分音とは、半音よりもさらに細かい音程のことで、通常の運指では表現できない微妙な音程の変化を可能にします。しかし、多くの奏者が「どの指を使えばいいのかわからない」「音程が合わない」と感じるのが微分音の難しさです。サクソフォンには微分音専用のキーが存在しないため、既存の運指を応用して音程を微調整する必要があります。今回は、微分音の運指を探すコツと、正確な音程を整える方法を詳しく解説します。
サクソフォンで音色を整える手順
微分音を正確に演奏するためには、正しい音程で吹けることが理想です。しかし、微分音は半音よりも細かい音程のため、通常の音程感覚だけでは正確に判別することが困難です。サクソフォンで微分音を演奏する際、チューナーを活用した音程の確認が不可欠となります。チューナーは通常、半音ずつ上がっていくため、半音の間にある微妙な音程の変化を視覚的に確認することができます。ここでは、チューナーを使った音程の判別方法と、正しい音程を狙うコツをステップごとに解説します。
- チューナーを準備し、基準となる音(例えばF)を確認する
- Fのシャープいっぱいに振り切っている位置と、Fのフラットいっぱいに振り切っている位置を確認する
- この2つの位置の間が4分の1音(微分音)の範囲であることを理解する
- 探した運指を使って微分音を吹き、チューナーの針がブルブルとせわしなく動く位置を探す
- チューナーがせわしなく動く位置が、だいたい正しい音程であることを確認する
- その位置をぴったり狙える運指と音程感をコツコツと磨いていく
- 普段使っていない指が連続するため、普段より1〜2割練習量を増やして反復練習を行う
微分音の練習では、普段使っていない指が連続していくため、通常の練習よりも1〜2割練習量を増やすことが重要です。特に、現代音楽を演奏する上において微分音は避けて通れない技術であるため、根気強く練習を続けることが上達の鍵となります。探した運指を使って、チューナーで音程を確認しながら、ぴったり狙っていける運指と音程感をコツコツと磨いていくことで、サクソフォンでの微分音演奏が可能になります。サクソフォンで微分音をマスターするには、指使いの探求と音程感の向上の両方が必要不可欠です。最初は難しく感じるかもしれませんが、一つ一つの音程を丁寧に確認しながら練習を重ねることで、徐々に微分音の技術が身についてきます。現代音楽の表現の幅を広げるためにも、サクソフォンでの微分音演奏にぜひ挑戦してみてください。