- クラリネットの速いタンギングは、発音体が口の中に入っているため、リコーダーとは異なる難しさがある
- タンギングを速くするには近道はなく、ゆっくりから始めて段階的に速くしていく方法が最適
- 目標のテンポは4分音符144で16分音符でタンギングができれば、大抵の曲では困らない
- 速いタンギングでも大事なのは、息を流し続けること。タンギングすると息が止まって流れなくなってしまうと、タンギングは遅くなる
- 音と音の間をしっかりと離してセパレートすることが重要で、これが速くなっても一つ一つをセパレートしていくことが大切
クラリネットを吹く人で、速いタンギングが苦手な人は多いものです。クラリネットはリコーダーと違って、発音体に重さがあり、口の中に入り込んでいるため、相当タンギングが難しい楽器です。タンギングを速くするには、筋トレと同じで近道はなく、ゆっくりから始めてだんだん速くしていく方法が最適です。目標のテンポは4分音符144で16分音符でタンギングができれば、大抵の曲では困らないラインです。この記事では、クラリネットのタンギングの基本から、息を流し続ける重要性、効果的な練習方法をQ&A形式で詳しく解説します。
Q&A:クラリネットのタンギングの基本と練習方法
Q1: なぜクラリネットのタンギングは難しいのでしょうか?
A: クラリネットはリコーダーと違って、発音体に重さがあり、口の中に入り込んでいるため、相当タンギングが難しい楽器です。リコーダーならいくらでも速くタンギングできますが、クラリネットは発音体が口の中に入っているということで、舌の動きが制限され、速いタンギングが難しくなります。
Q2: タンギングを速くするための近道はありますか?
A: 残念ながら、タンギングを速くする場合は、筋トレと同じで近道はありません。ゆっくりから始めて、だんだん速くしていくという方法が一番良い方法です。急に速いテンポでできるようになることはなく、毎日少しずつテンポを上げていく積み重ねが重要です。
Q3: 目標のテンポはどのくらいですか?
A: 目標のテンポとしては、だいたい4分音符144で16分音符でタンギングができれば、大抵の曲では困らないというラインです。例えば、ベートーヴェンの交響曲第4楽章のソロや、ウェーバーのクラリネット協奏曲のバリエーションなども、このテンポで余裕でできるようになります。もちろん、152、160とどんどん目指していくことも可能です。
Q4: 速いタンギングで最も重要なことは何ですか?
A: 速いタンギングでも大事なのは、息を流し続けることです。だいたいタンギングが遅い人は、タンギングすると息が止まって流れなくなってしまいます。タンギングは遅くなるし、音もそれぞれ並ばなくなってしまうので、まずロングトーンするときと同じような感覚で、息を流し続けながらタンギングすることが重要です。
Q5: 音と音の間はどのように扱えばいいですか?
A: 案外見落としがちなのが、音と音の間をしっかりと離すことです。テヌートではなくスタッカートに近い状態でやる場合でも、音と音の間をしっかりと離すことが大事です。例えば、ミを吹いたらミを下で止めてあげる。ゆっくりやるときも、下で必ず音をそれぞれ止めて音をセパレートするということが大事です。これが速くなっても、例えば120でも、一つ一つをセパレートしていくことが重要です。
実践メニュー
- ステップ1:まずスラーで練習する。ミファソファ、ミファソファ、ミファソファ、ミファソラというパターンを、まずスラーでやって、息の流れを確認します。
- ステップ2:スラーと同じ息の感覚でタンギングする。スラーでやった息の感覚と同じ感覚で息を入れてもらって、舌をつく練習をします。この時、息を流し続けることを意識します。
- ステップ3:音と音の間をしっかりと離す。ゆっくりやるときは、ミを吹いたらミを下で止めてあげる。下で必ず音をそれぞれ止めて音をセパレートすることを意識します。
- ステップ4:段階的にテンポを上げていく。ゆっくりから始めて、だんだん速くしていきます。120でも一つ一つをセパレートしていくことを意識しながら、テンポを上げていきます。
- ステップ5:目標テンポ144を目指す。4分音符144で16分音符でタンギングができるようになるまで、毎日少しずつテンポを上げていきます。急に速くしようとせず、毎日一メモリーずつ上げていくことが重要です。
- ステップ6:さらに速いテンポに挑戦する。144ができるようになったら、152、160とどんどん目指していきます。ただし、常に息を流し続け、音と音の間をセパレートすることを忘れないようにします。
まとめ
クラリネットの速いタンギングは、発音体が口の中に入っているため、リコーダーとは異なる難しさがあります。タンギングを速くするには近道はなく、ゆっくりから始めて段階的に速くしていく方法が最適です。目標のテンポは4分音符144で16分音符でタンギングができれば、大抵の曲では困らないラインです。速いタンギングでも最も重要なのは、息を流し続けることです。タンギングすると息が止まって流れなくなってしまうと、タンギングは遅くなり、音もそれぞれ並ばなくなってしまいます。また、音と音の間をしっかりと離してセパレートすることが重要で、これが速くなっても一つ一つをセパレートしていくことが大切です。毎日少しずつテンポを上げていく積み重ねにより、クラリネットの速くて美しいタンギングを習得できるようになるでしょう。