- トランペットのブレスは、音量に関わらず常にフルブレスに近いたっぷりの息を吸うことが重要
- 8拍ブレストレーニング(テンポ60で「8拍吸う→8拍止める→8拍吐く→8拍止める」を1セット8回)を全力で行うことで、大量の息を受け入れる体勢が作られる
- 楽器を吹く時は体全体をポンプと見立て、開いた状態から大切に息を前に送るイメージで演奏する
トランペットの演奏において、ブレスは音色や表現力を左右する重要な要素です。しかし、曲のカウントの中で適当に息を吸うだけでは、トランペットのポテンシャルを最大限に引き出すことはできません。音量に関わらず、常にフルブレスに近いたっぷりの息を吸うことが、トランペットの演奏を向上させる鍵となります。トランペットは日常生活では使わないような大量の息を使うため、個別のブレストレーニングが必要です。
トランペットのブレスにおけるNG例は、曲のカウントの中で適当に息を吸うことです。小さい音量だから少ない息でいい、大きい音量の時だけたくさん吸うといった考え方では、トランペットのポテンシャルを引き出すことはできません。また、ブレストレーニングをしないことも、大量の息を受け入れる体勢が作られず、その日の演奏がスムーズにならない原因となります。適当なブレスでは、トランペットの音色が貧弱になり、表現力が乏しくなる結果となってしまいます。
OK例:フルブレスを意識し、8拍ブレストレーニングを実践する
トランペットのブレスにおけるOK例は、音量に関わらず、常にフルブレスに近いたっぷりの息を吸うことです。自分がマックスで吸えるくらいのタイミングを見計らって、吸い始めるというイメージでブレスを取ることで、トランペットのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。また、8拍ブレストレーニングを実践することで、肺や体が大量の息を受け入れてくれる体勢になるため、その日1日がスムーズなブレスによって演奏できるようになる効果があります。さらに、楽器を吹く時は体全体をポンプと見立て、開いた状態から大切に息を前に送るイメージで演奏することで、トランペットの音色が豊かに響き、表現力が深まることができます。
練習のステップ:トランペットのポテンシャルを引き出す「8拍ブレス」トレーニング
トランペットのブレストレーニングを効果的に進めるためには、以下のステップを意識することが重要です。これらのステップを順に進めることで、大量の息を受け入れる体勢が作られ、トランペットのポテンシャルを引き出すことができます。
- メトロノームをテンポ60に設定する:8拍ブレストレーニングは、テンポ60で行うことで一定のリズムで呼吸をコントロールできる
- 8拍かけて息を吸う:これ以上息が入らないくらい、全力でたくさんの息を吸う(フルブレスに近いたっぷりの息を意識)
- 8拍止める:吸った息を8拍間保持し、大量の息を受け入れる体勢を作る
- 8拍かけて吐く:肺の中が空っぽに、体から空気が何もなくなるような状態まで、ストイックに息を吐き切る
- 8拍止める:吐き切った状態を8拍間保持し、次の吸気の準備をする
- 1セット8回繰り返す:上記のサイクルを8回繰り返すことで、肺や体が大量の息を受け入れてくれる体勢になる
- 全力で行う:全ての動作を全力で行うことで、より効果が実感できる(吸う時はこれ以上入らないくらい、吐く時は空っぽになるまで)
- 音量に関わらず、常にフルブレスに近いたっぷりの息を吸うことを意識できている
- メトロノームをテンポ60に設定して、8拍ブレストレーニングを実践できている
- 8拍かけて息を吸う時、これ以上息が入らないくらい全力で吸えている
- 8拍止める時、大量の息を受け入れる体勢を維持できている
- 8拍かけて吐く時、肺の中が空っぽになるまでストイックに吐き切れている
- 1セット8回繰り返すことで、肺や体が大量の息を受け入れてくれる体勢になっている
- 楽器を吹く時、体全体をポンプと見立て、開いた状態から大切に息を前に送るイメージで演奏できている
トランペットのブレストレーニングは、音量に関わらず常にフルブレスに近いたっぷりの息を吸うことを意識し、8拍ブレストレーニングを全力で実践することから始まります。適切なブレストレーニングを継続することで、大量の息を受け入れる体勢が作られ、その日の演奏がスムーズになることができます。楽器を吹く時は体全体をポンプと見立て、開いた状態から大切に息を前に送るイメージで演奏することで、トランペットの音色が豊かに響き、表現力が深まるでしょう。