パーカッションのアンサンブル基礎:他の楽器と演奏するときの音のイメージ
パーカッションで他の楽器とアンサンブルするときに何を意識するか。音のイメージを先行させること、音の長さ、役割、タイミングの考え方をご紹介します。
この記事はレッスン動画をもとにAIが構成し、編集部が確認したものです。
- •パーカッション奏者は、まず「出したい音」のイメージを先行させた方がいい。どの楽器やどの音色を選ぶかは、そのイメージができてからである。
- •音が伸びる金属系の楽器の音の長さは譜面に書かれていないことが多いので、スコアを見ながら他の楽器がどこまで伸ばしているかを見て考える必要がある。
- •タイミングを合わせる際は「指揮者の点」だけでなく、音楽の流れや奏者の呼吸を「感じる」ことで本質的な合奏が実現する。
パーカッションと他の楽器がアンサンブルするときに、どういうことを意識して一緒に演奏していったらいいのか。まず最初にすることは、音を出す前に「どういう音を出したいのか」というイメージを先に考えることです。楽しい場面なのか暗い場面なのか、冷たい音がいいのか暖かい音がいいのか、朝なのか夕暮れなのか、なんでもいいので出したいイメージを先に考えてみましょう。どの楽器を選ぶか、どの音色を選ぶかは、そのイメージができてからになります。
一緒にやっている楽器を参考にし、音の長さを考える
実際のアンサンブルでは、常に「誰と一緒に演奏しているか」を把握することが求められます。例えば、トライアングルを演奏する際、フルートが一緒に同じ動きをしているなら、あの音程にちょっと合わせてみよう、フルートだともうちょっと高いかな、と考えます。逆に低音の楽器、コントラバスのピッチカートならイメージが違ってきます。パーカッションは、その音と一緒に混ぜてみようというアプローチがあると、より目指す音が明確になってきます。スコアや音源を聞きながら、どの楽器と今一緒にやっているのかを確認し、一緒にやろうという気持ちを持つことでもずいぶん変わります。
また、打楽器ならではの課題として「余韻の処理」があります。トライアングルは普通に止めずに叩けばある程度音が伸びますし、シンバルも同じです。特に音が伸びるのは金属系の楽器です。楽譜には四分音符が1個、八分音符が1個で書かれているだけで、音の長さが書かれていないことがすごく多いので、どこまで音を伸ばしたらいいのかはすごく考えないといけません。スコアを見ながら他の楽器がどこまで伸ばしているかを確かめ、あとは自分のセンスで、どこまで伸ばした方がかっこいいのか、ここは止めた方がいいのかを、いろいろ試しながら選択しましょう。